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屋根瓦の種類と特徴を比較|新潟の住まいに合う瓦屋根の選び方

2026.07.16

こんにちは。

新潟市の屋根修理・外壁リフォーム専門店 やねかべ家です!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。

「築年数が経過して屋根の瓦が傷んできたけれど、どのような種類を選べばよいのだろう」

「新潟の雪や寒さ、強風に配慮した瓦屋根はあるのだろうか」

このように、屋根瓦の種類や選び方、メンテナンス方法について悩んでいませんか。

屋根瓦には、粘土を焼いて作る釉薬瓦やいぶし瓦のほか、セメントを主原料とするセメント瓦などがあります。また、近年では地震や強風による瓦のズレや浮き上がりを抑えるため、瓦同士のかみ合わせや固定方法を工夫した防災瓦も普及しています。

この記事では、屋根瓦の基本的な仕組みから、釉薬瓦・いぶし瓦・セメント瓦の違い、瓦屋根のメリットとデメリット、新潟の気候に合わせた選び方まで分かりやすく解説します。

瓦屋根の修理や葺き替えを検討している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

屋根瓦とは?瓦屋根の基本と他の屋根材との違い

屋根瓦は、日本の住宅や寺院などで古くから使用されてきた屋根材です。

ただし、瓦屋根は瓦だけで雨漏りを防いでいるわけではありません。瓦の下には防水シートや野地板などがあり、それぞれが役割を分担して建物を守っています。

屋根瓦は日本で古くから使われてきた屋根材

日本における粘土瓦の歴史は古く、西暦588年に瓦づくりの技術が伝わったとされています。

粘土瓦は、粘土を瓦の形に成形し、高温で焼成して作られる屋根材です。和風住宅に使われる波形の瓦だけでなく、現代的な住宅に合う平板瓦や洋風のS形瓦など、さまざまな形状があります。

新潟県内でも、昔ながらの和風住宅から現代的な住宅まで、幅広い建物に瓦屋根が使われています。

瓦屋根は瓦と下地を組み合わせて雨を防いでいる

瓦屋根は、主に次のような部材で構成されています。

  • 表面の瓦
  • 瓦を支える瓦桟
  • 瓦の下に施工する防水シート
  • 防水シートや瓦を支える野地板
  • 野地板を支える垂木や小屋組み

表面の瓦は、屋根に降った雨を外へ流す一次防水の役割を持っています。

瓦の隙間などから入り込んだ雨水は、瓦の下に施工された防水シートが受け止め、軒先へ排出します。防水シートは、屋根材の施工前に屋根下地の全面へ敷き、防水性を高めるための部材です。

そのため、瓦屋根の点検では、瓦の割れやズレだけでなく、防水シートや野地板などの下地の状態も確認することが大切です。

スレート屋根・金属屋根との違い

瓦屋根と、スレート屋根や金属屋根との大きな違いは、重量、表面仕上げ、修理方法などです。

粘土瓦は、基本的に屋根用塗料を定期的に塗り替えることを前提とした屋根材ではありません。一方、スレート屋根や塗装鋼板の金属屋根では、表面の塗膜やサビ、色あせなどの状態を確認し、必要に応じて塗装や部分補修を検討します。

ただし、屋根の雨漏り防止性能は塗装だけで決まるわけではありません。

屋根材の重なり方、防水シート、棟や谷などの役物、施工状態を含め、屋根全体で雨水の浸入を防いでいます。そのため、「塗装をすれば雨漏りが直る」とは限らない点に注意が必要です。

瓦屋根が向いている住宅・向いていない住宅

瓦屋根は、耐久性や外観を重視し、長期間住み続ける予定の住宅に向いています。

一方、瓦は金属屋根やスレート屋根と比べて重量が大きい傾向があります。既存住宅を軽い屋根材から瓦へ変更する場合は、建物の構造が瓦の重量に対応できるかを確認しなければなりません。

屋根の重量は、瓦の種類、形状、製品、施工方法によって異なります。

「防災瓦だから軽い」「平板瓦だから軽い」と名称だけで判断せず、採用する製品の1平方メートル当たりの重量と、建物の耐震性を確認することが重要です。

瓦屋根もメンテナンスは必要

粘土瓦は耐久性の高い屋根材ですが、瓦屋根全体がメンテナンス不要になるわけではありません。

瓦屋根には、瓦本体以外にも次のような部材があります。

  • 棟瓦
  • 緊結用の釘やねじ
  • 棟を固定する金物や芯材
  • 漆喰や南蛮漆喰
  • 瓦桟
  • 防水シート
  • 野地板

これらの部材は、風雨、地震、積雪、凍結と融解、経年変化などの影響を受けます。

劣化時期は、使用している材料、施工方法、建物の立地条件によって異なるため、「何年で必ず寿命を迎える」と一律に判断することはできません。

台風、地震、大雪の後や、築年数が進んだ住宅では、定期的に点検を受けることをおすすめします。

屋根瓦の主な種類|釉薬瓦・いぶし瓦・セメント瓦の特徴

屋根瓦は、原材料や製造方法によっていくつかの種類に分かれます。

ここで注意したいのは、釉薬瓦といぶし瓦はいずれも「粘土瓦」の一種であるという点です。

1.釉薬瓦|色やデザインの選択肢が豊富

釉薬瓦は、粘土を成形した表面に釉薬を施し、高温で焼成して作られる粘土瓦です。「陶器瓦」と呼ばれることもあります。

表面に形成されるガラス質の層によって雨水を通しにくく、比較的色調が変化しにくいことが特徴です。

黒、茶、銀、青、緑などの色があり、和風住宅だけでなく、洋風住宅や現代的な住宅にも合わせやすい屋根材です。

ただし、釉薬瓦であっても吸水率がゼロになるわけではありません。

粘土瓦の日本産業規格であるJIS A 5208では、品質項目として吸水率が規定され、吸水試験や凍害試験などの試験方法も設けられています。

瓦本体は基本的に再塗装を必要としませんが、割れ、ズレ、緊結部材、棟、防水シートなどの点検は必要です。

2.いぶし瓦|落ち着いた銀色が特徴

いぶし瓦も、粘土を原料として作られる粘土瓦の一種です。

釉薬を使用せず、焼成後に空気を遮断して燻化することで、瓦の表面に銀色の炭素膜を形成します。

落ち着いた銀色と重厚感が特徴で、和風住宅や社寺建築などによく合います。

いぶし瓦の表面は、風雨や周辺環境の影響によって、年月とともに色むらや色調の変化が生じることがあります。

この変化を独特の風合いとして楽しめる一方、瓦の表面が大きく剥がれている場合や、割れが生じている場合は、専門業者による確認が必要です。

3.セメント瓦|塗膜の状態を確認する必要がある

セメント瓦は、セメントと砂などを主原料として成形した屋根材です。

粘土瓦とは異なり、高温で焼き固めるのではなく、成形後に乾燥・養生し、表面を塗装などで仕上げています。

表面の塗膜が劣化すると、色あせや吸水、表面の荒れなどが進みやすくなるため、状態に応じて塗装や補修を検討します。

ただし、すべてのセメント瓦を同じ塗料・同じ方法で塗装できるわけではありません。瓦の種類や既存塗膜によっては、塗装が適さない場合や、専用の下塗り材が必要な場合があります。

瓦そのものに割れや著しい劣化がある場合は、塗装ではなく、瓦の交換や屋根の葺き替えを検討します。

4.防災瓦|強風や地震によるズレを抑えやすい瓦

防災瓦は、瓦同士がかみ合う構造などによって、地震時のズレや強風時の浮き上がりを抑えやすくした瓦です。

防災瓦を所定の釘やねじなどで適切に緊結することで、瓦屋根の耐風性や耐震性の向上が期待できます。

ただし、防災瓦を使用すれば、すべての地震や強風、飛来物による被害を防げるわけではありません。

瓦の性能だけでなく、次の条件が重要です。

  • 建物の構造
  • 屋根の形状
  • 地域の基準風速
  • 瓦の緊結方法
  • 棟や軒先の納まり
  • 野地板などの下地
  • 職人の施工品質

また、防災瓦は瓦のかみ合わせや固定性能を高めた製品を表すものであり、必ずしも軽量瓦を意味するものではありません。

製品によって重量が異なるため、屋根材の変更時にはメーカーの仕様書を確認しましょう。

瓦屋根のメリット・デメリット

瓦屋根を選ぶ際は、耐久性などのメリットだけでなく、重量や補修の必要性といったデメリットも確認する必要があります。

メリット1.耐久性が高く長期間使用しやすい

粘土瓦は、高温で焼成して作られる耐久性の高い屋根材です。

塗装によって表面を保護することを前提としないため、瓦本体の塗り替えは基本的に必要ありません。

ただし、瓦が長持ちするからといって、屋根全体が同じ期間使用できるとは限りません。防水シートや瓦桟、緊結部材、棟などの状態に応じて、補修や葺き直しが必要になる場合があります。

メリット2.断熱性・遮音性に配慮しやすい

瓦は一定の厚みがあり、瓦と屋根下地との間に空間が設けられる施工方法もあります。

そのため、屋根の構成によっては、外部からの熱や雨音が室内へ伝わるのを抑えやすいことがメリットです。

ただし、住宅全体の断熱性や遮音性は、瓦だけでなく、断熱材、天井、屋根下地、換気方法などによっても変わります。

瓦を使用しただけで、必ず室温や電気代が大きく改善するわけではありません。

メリット3.部分修理ができる場合がある

瓦屋根では、瓦が数枚割れただけであれば、傷んだ瓦だけを差し替えられる場合があります。

屋根全体を撤去せずに修理できるため、被害が小さい段階で対応すれば、工事範囲を抑えられる可能性があります。

ただし、古い瓦では同じ形状や色の製品が廃番になっていることがあります。

交換用の瓦が入手できない場合は、似た形状の瓦を加工して使用したり、目立たない場所の瓦を移動したりする方法を検討します。

デメリット1.屋根材として重量がある

瓦屋根は、一般的に金属屋根やスレート屋根と比べて重量が大きい屋根です。

屋根が重いと、地震の際に建物へ加わる力が大きくなる傾向があるため、瓦屋根を採用する際は、建物の構造や耐震性を確認する必要があります。

特に、既存の軽い屋根材から瓦へ変更する工事では、構造を確認せずに屋根材だけを変更することは避けなければなりません。

反対に、古い瓦屋根から軽量な金属屋根へ葺き替えることで、屋根の重量を軽減できる場合があります。

デメリット2.棟・緊結部材・防水シートなどは劣化する

瓦本体が健全でも、棟瓦の固定部分や防水シート、野地板などが劣化していることがあります。

特に古い瓦屋根では、棟の内部に土を使用していたり、現在とは異なる方法で瓦を固定していたりする場合があります。

棟の歪み、漆喰の剥がれ、瓦のズレがある場合は、表面だけを補修すればよいとは限りません。

内部の土や固定状態、防水シートまで確認したうえで、適切な修理方法を選ぶことが大切です。

新潟の気候に合う瓦屋根の選び方

新潟県は地域によって積雪量や風の強さが異なります。

新潟地方気象台によると、新潟では冬型の気圧配置によって、冬季に曇りや雨、雪の日が多くなります。また、沿岸部と比べて、内陸部や山沿いでは降雪量が多くなる傾向があります。

新潟県の気象の特徴 | 新潟地方気象台

そのため、瓦屋根を選ぶ際は、屋根材の名称だけでなく、建物がある地域の雪、凍結、風の条件を確認することが重要です。

積雪による瓦・雪止め・雨樋への負担を確認する

屋根に積もった雪や、屋根面を移動する雪は、瓦、雪止め、軒先、雨樋などに負担をかけることがあります。

瓦屋根を施工する際は、次の点を確認しましょう。

  • 建物の設計上の積雪条件
  • 屋根勾配
  • 瓦の固定方法
  • 雪止めの種類と配置
  • 軒先や雨樋の強度
  • 隣地や道路への落雪リスク

雪止めは、取り付ければよいというものではありません。屋根の形状や積雪条件に合わせて、雪止め瓦や金具の種類、配置を検討する必要があります。

また、雪を屋根にとどめる場合は、その分の積雪荷重を建物が支えられることも重要です。

凍害に配慮した製品を選ぶ

凍害とは、屋根材などに含まれた水分が凍結と融解を繰り返すことで、表面の剥がれやひび割れが生じる現象です。

寒冷地で瓦を選ぶ際は、「釉薬瓦だから大丈夫」「高価な瓦だから大丈夫」と名称や価格だけで判断してはいけません。

製品ごとに次の項目を確認することが大切です。

  • JISへの適合状況
  • 吸水率
  • 凍害試験の結果
  • 寒冷地での使用実績
  • メーカーが定める使用可能地域
  • メーカーの施工要領

JIS A 5208では、粘土瓦の品質項目として吸水率などが規定され、吸水試験や凍害試験が設けられています。

強風対策では瓦の緊結方法が重要

新潟市の沿岸部や周囲に風を遮る建物が少ない地域では、季節風や台風などの強風にも配慮が必要です。

強風時には、瓦を浮き上がらせる力が働くことがあります。

そのため、瓦のかみ合わせだけに頼るのではなく、屋根の部位や瓦の種類、地域の基準風速に応じた方法で、釘やねじなどを使用して固定することが重要です。

2022年1月1日から、建築基準法に基づく瓦屋根の告示基準が強化され、新築や増改築などでは、原則として平部、軒、けらば、棟を含むすべての瓦を所定の方法で緊結する基準となりました。

ただし、2022年以前に建てられた既存住宅が、直ちに現在の基準へ改修しなければならないという意味ではありません。

既存住宅では、現在の固定状態や劣化状況を確認し、屋根の修理や葺き替えを行う際に、必要な耐風対策を検討します。

「告示基準」と「ガイドライン」は別のもの

瓦屋根に関する情報で、特に間違えやすいのが「国の基準」と「業界のガイドライン」の違いです。

国が定めているのは、建築基準法に基づく告示基準です。

一方、「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」は、全日本瓦工事業連盟などの業界団体と日本建築防災協会が発行している施工ガイドラインです。国土交通省国土技術政策総合研究所と建築研究所が監修していますが、国土交通省が直接発行したガイドラインではありません。

2022年から施行された告示基準は、このガイドライン工法の考え方を踏まえて改正されています。

瓦屋根の工事では、告示基準だけでなく、ガイドラインや瓦メーカーの施工要領、建物ごとの設計条件を確認することが重要です。

新潟では屋根材だけでなく施工品質も確認する

性能の高い瓦を選んでも、施工方法が適切でなければ、その性能を十分に発揮できません。

瓦屋根の工事では、次の点を確認しましょう。

  • 瓦の種類に合った施工方法か
  • 平部の瓦が適切に緊結されているか
  • 軒先やけらばが必要な本数の釘・ねじで固定されているか
  • 棟が下地へ固定されているか
  • 防水シートが適切に施工されているか
  • 谷や壁際などの雨仕舞いが適切か
  • 雪止めが地域条件に合っているか

瓦屋根標準施工要領では、瓦の形状や屋根の部位に応じた緊結方法が示されており、棟部分についても補強金物や芯材などを用いて下地へ固定する方法が示されています。

やねかべ家では、建物の状態や地域の気候条件を確認し、瓦メーカーの施工要領や建物ごとの条件に合わせた工事をご提案します。

瓦屋根の点検・修理が必要なタイミング

瓦屋根は、被害が小さい段階で補修できれば、工事範囲を抑えられる可能性があります。

ただし、屋根の上は滑りやすく、瓦を踏むことで割れやズレを悪化させる危険があります。ご自身で屋根に上がらず、地上や窓から見える範囲で確認してください。

瓦の割れ・ズレ・欠けがある場合

瓦に割れ、ズレ、欠けがある場合は、早めに専門業者へ点検を依頼しましょう。

瓦の破損部分から通常より多くの雨水が防水シートへ回り込むと、防水シートの状態によっては雨漏りにつながる可能性があります。

ただし、瓦が1枚割れたからといって、すぐに室内へ雨漏りするとは限りません。

瓦の下にある防水シートが機能していれば、すぐには雨漏りしない場合もありますが、放置せず早めに差し替えることが大切です。

棟瓦の歪みや漆喰の剥がれがある場合

屋根の頂上部分にある棟瓦が歪んでいる場合は、棟内部の土や固定部材が傷んでいる可能性があります。

庭や敷地内に漆喰のような白い破片が落ちている場合も、棟や瓦の状態を確認しましょう。

漆喰の表面だけを塗り重ねても、内部の土や固定状態が傷んでいれば、根本的な解決にならない場合があります。

必要に応じて、棟瓦を一度取り外して積み直す「棟取り直し工事」を検討します。

雨漏りや天井のシミがある場合

天井や壁にシミがある場合や、雨の日に水が落ちてくる場合は、早めに雨漏り調査を依頼してください。

雨漏りの原因は、瓦の割れだけとは限りません。

  • 谷板金
  • 壁との取り合い
  • 煙突や換気口の周辺
  • 防水シート
  • 雨樋や軒先
  • 外壁や窓周辺

このように、屋根以外の部分から雨水が入り込んでいる場合もあります。

原因を特定せず、瓦の隙間をコーキングで埋めると、かえって雨水の排出を妨げることがあるため注意が必要です。

築20年以上で一度も点検していない場合

築20年以上が経過し、一度も屋根点検を受けていない場合は、目立った不具合がなくても一度状態を確認しておくことをおすすめします。

ただし、築20年で必ず防水シートの寿命が尽きるわけではありません。

防水シートの状態は、使用されている製品、屋根勾配、施工方法、雨水の浸入履歴、屋根裏の環境などによって異なります。

点検では、瓦だけでなく、棟、緊結部材、防水シート、野地板などを総合的に確認します。

部分修理・棟取り直し・葺き直し・葺き替えの判断基準

瓦屋根の主な修理方法は、次の4つです。

部分修理

瓦の割れやズレが一部に限られている場合は、瓦の差し替えや固定などで対応します。

棟取り直し

棟瓦の歪みや崩れがある場合は、棟瓦を一度取り外し、内部の土や固定方法を見直して積み直します。

葺き直し

既存の瓦を一度取り外し、防水シートや瓦桟などを新しくして、使用可能な瓦を再び葺く方法です。

瓦本体の状態が比較的よく、下地だけが劣化している場合に検討できます。

葺き替え

既存の瓦を撤去し、新しい瓦や金属屋根などへ交換する方法です。

瓦の傷みが広範囲に及んでいる場合や、屋根を軽量化したい場合、下地まで大きく傷んでいる場合に検討します。

最適な工法は、屋根の劣化状態だけでなく、建物の構造、今後の居住予定、予算などによって異なります。

「傷んでいるからすべて交換する」「費用が安いから部分補修だけにする」と決めつけず、調査結果を確認してから判断しましょう。

屋根瓦に不安を感じたら早めに状態を確認しましょう

瓦の割れやズレ、棟の歪みを早い段階で発見できれば、屋根全体の葺き替えではなく、瓦の差し替えや棟の部分修理などで対応できる場合があります。

一方、足場の必要性、屋根の高さ、劣化範囲、交換する瓦の入手状況などによって、修理費用は大きく異なります。

地上から見ただけでは、瓦の下にある防水シートや野地板の状態までは分かりません。

「瓦が少しズレているように見える」

「庭に瓦や漆喰の破片が落ちていた」

「大雪や強風の後から屋根が気になる」

このような場合は、ご自身で屋根に上がらず、専門業者へ点検をご相談ください。

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まとめ

この記事では、屋根瓦の基本的な仕組みから、釉薬瓦・いぶし瓦・セメント瓦の違い、防災瓦の特徴、新潟の気候に合わせた選び方、修理が必要なタイミングまで解説しました。

粘土瓦は耐久性が高く、基本的に瓦本体の再塗装を必要としない屋根材です。

しかし、瓦屋根は瓦だけで構成されているわけではありません。棟、緊結部材、防水シート、瓦桟、野地板などは、建物の環境や経年によって傷むことがあります。

また、新潟県内では地域によって、積雪量、凍結の状況、風の強さが異なります。

瓦屋根の修理や葺き替えでは、屋根材の価格や名称だけでなく、次の点を総合的に判断することが大切です。

  • 建物の構造
  • 地域の積雪・風の条件
  • 瓦の重量
  • 凍害への配慮
  • 瓦の緊結方法
  • 防水シートや野地板の状態
  • 施工店の技術と説明内容

新潟市で瓦屋根の修理や葺き替え、屋根リフォームをご検討中の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

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