外壁塗装に遮熱塗料は効果ある?メリット・デメリットを徹底解説
2026.09.10

こんにちは。
新潟市の屋根修理・外壁リフォーム専門店 やねかべ家です!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
外壁塗装を検討していると、
「遮熱塗料には本当に効果があるの?」
「遮熱塗料を塗ると室内が涼しくなる?」
「普通の塗料より高くても選ぶメリットはある?」
と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。
遮熱塗料は、太陽光の一部を反射し、外壁表面の温度上昇を抑えることを目的とした塗料です。
ただし、外壁の表面温度が下がった分だけ、室温も同じように下がるわけではありません。住宅の断熱性能や窓、屋根、方角などによって効果の感じ方は変わります。
この記事では、外壁塗装に遮熱塗料を使う効果、メリット・デメリット、向いている住宅、塗料選びのポイントまで詳しく解説します。
外壁塗装で遮熱塗料を選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
1. 外壁塗装に使う遮熱塗料とは?
遮熱塗料は、太陽光に含まれる近赤外線などを反射することで、塗装面が熱を吸収するのを抑える機能を持った塗料です。
遮熱塗料は太陽光を反射して表面温度の上昇を抑える
夏の強い日差しを受ける外壁や屋根は、外気温よりも表面温度が高くなることがあります。
遮熱塗料は日射の一部を反射することで、一般的な塗料と比較して、塗装面の温度上昇を抑える効果が期待できます。
環境省の「環境技術実証事業」でも、ヒートアイランド対策技術の一つとして、屋根・屋上用の高反射率塗料について、日射反射性能や冷房負荷低減効果などの実証が行われてきました。
ただし、これらは主に屋根や屋上を対象とした実証です。
そのため、環境省の実証結果と同じ温度低減効果が、住宅の外壁でもそのまま得られるという意味ではありません。
遮熱と断熱は仕組みが違う
「遮熱」と「断熱」は似ていますが、仕組みが異なります。
遮熱は、太陽光を反射して熱を受け取りにくくする考え方です。
一方、断熱は、壁や屋根などを通して熱が移動しにくくする考え方です。
そのため、外壁に遮熱塗料を塗ったからといって、住宅そのものの断熱性能が大幅に高くなるわけではありません。
夏だけでなく冬の寒さも改善したい場合は、断熱材や窓などを含めた対策を検討する必要があります。
2. 外壁塗装に遮熱塗料を使うとどんな効果がある?
遮熱塗料で最も期待できるのは、日射を受けた外壁表面の温度上昇を抑えることです。
外壁表面の温度上昇を抑える
南面や西面など、長時間直射日光が当たる外壁は、夏場に熱を持ちやすくなります。
遮熱塗料を使用すると、太陽光の一部を反射するため、一般的な塗料と比較して塗装面の温度上昇を抑える効果が期待できます。
同じ住宅でも、日陰になる北側と西日が強く当たる西側では、外壁の熱の持ち方が大きく異なることがあります。
そのため、遮熱塗料を検討するときは、住宅全体を一律に考えるのではなく、方角や日当たりまで確認することが大切です。
室内への熱の侵入を抑える可能性がある
外壁表面に蓄えられる熱が少なくなれば、壁を通して室内へ伝わる熱も抑えられる可能性があります。
そのため、住宅の条件によっては夏場の冷房負荷軽減につながることも考えられます。
ただし、住宅に入る熱は外壁だけが原因ではありません。
屋根や窓から入る日射も室内温度に大きく影響します。
特に2階が暑い住宅や、大きな窓に強い日差しが入る住宅では、外壁だけに遮熱塗料を塗っても十分な暑さ対策にならない場合があります。
室温が必ず大きく下がるわけではない
「遮熱塗料を塗ると室温が何℃下がるの?」と気になる方も多いでしょう。
しかし、室温が必ず2℃、3℃下がるとは断定できません。
室温は、
- 断熱材の性能
- 窓の大きさや種類
- 屋根の構造
- 方角
- 日当たり
- 換気
- 外壁材
- エアコンの使用状況
など、さまざまな条件によって変わります。
例えば、外壁表面の温度が大きく下がったとしても、室温が同じ温度幅だけ下がるという意味ではありません。
遮熱塗料の効果を考えるときは、表面温度と室温を分けて考えることが重要です。
3. 外壁塗装に遮熱塗料を使うメリット
夏場の暑さ対策の一つになる
新潟は雪国のイメージが強い地域ですが、夏の暑さにも注意が必要です。
気象庁の1991~2020年の平年値によると、**新潟の8月の日最高気温の月平均は30.8℃**です。
南面や西面など強い日差しを受ける住宅では、外壁表面の温度上昇を抑える方法の一つとして遮熱塗料を検討できます。
冷房負荷の軽減につながる可能性がある
遮熱塗料によって室内への熱流入を抑えられれば、エアコンの負担軽減につながる可能性があります。
ただし、
「遮熱塗料にすれば電気代が必ず○%安くなる」
というものではありません。
電気代への影響は、住宅性能やエアコンの設定温度、使用時間などによって異なります。
電気代の削減効果だけを理由に遮熱塗料を選ぶのではなく、住宅全体の条件から判断しましょう。
外壁塗装と同時に遮熱対策ができる
すでに外壁塗装の時期を迎えている住宅なら、通常の塗り替え工事で使用する塗料を遮熱タイプにすることで、外壁の保護と遮熱対策を同時に行えることがメリットです。
やねかべ家では、遮熱機能を持つ外壁塗料と、遮熱機能を持たない外壁塗料の両方を取り扱っています。
外壁の状態やご予算、日当たりなどを比較しながら選ぶことができます。
4. 遮熱塗料のデメリットと注意点
一般的な塗料より費用が高くなる場合がある
遮熱機能を持つ塗料は、同シリーズの遮熱機能を持たない塗料と比較して、施工単価が高くなる場合があります。
やねかべ家の現在の掲載価格では、塗料代+人工の1㎡あたりの価格として、
シリコンREVO1000-IR(遮熱)が税抜2,790円、
シリコンREVO1000(遮熱なし)が税抜2,680円です。
また、
フッ素REVO1000-IR(遮熱)が税抜3,890円、
フッ素REVO1000(遮熱なし)が税抜3,690円です。
実際の工事総額は、外壁面積、足場、シーリング工事、下地補修などによって変わります。
住宅によって効果を感じにくい場合がある
周囲の建物によって外壁がほとんど日陰になる住宅では、遮熱塗料のメリットが小さくなる可能性があります。
また、暑さの主な原因が屋根や窓の場合は、外壁塗装だけでは体感できる変化が小さいこともあります。
遮熱塗料を選ぶ前に、住宅のどこから熱が入っているのかを確認することが大切です。
色によって日射反射率が異なる
遮熱塗料でも、すべての色が同じ遮熱性能を持つわけではありません。
一般的に白や淡い色は日射を反射しやすく、濃い色は日射反射率が低くなる傾向があります。
遮熱性能を重視する場合は、塗料の商品名だけでなく、希望する色の日射反射率も確認しましょう。
汚れや経年変化の影響を受ける
遮熱性能は、塗装した直後の状態が永久に続くわけではありません。
表面に汚れが付着したり、塗膜が経年変化したりすると、日射反射性能が変化する可能性があります。
遮熱塗料を使用した場合でも、定期的に外壁の状態を確認することが大切です。
5. 遮熱塗料が向いている住宅と選び方
南面や西面に強い日差しが当たる住宅
午後になると西側の部屋だけ暑くなるなど、特定の方角に強い日差しが当たる住宅は、遮熱塗料を検討しやすい住宅です。
特に南面や西面に長時間直射日光が当たる場合は、遮熱塗料の特徴を活かしやすくなります。
金属サイディングでも検討できる
金属サイディングの外壁でも、直射日光を強く受ける場合は遮熱塗料を検討する選択肢があります。
ただし、塗装できるかどうかは、既存塗膜やサビの状態などによって異なります。
施工する際は、外壁材に適した下地処理や下塗り材を選ぶことが重要です。
2階だけ暑い場合は屋根も確認する
「2階だけ暑い」「寝室だけ暑い」という場合は、外壁だけでなく屋根や窓が原因になっている可能性があります。
特に2階では屋根から受ける熱の影響も考えられるため、外壁だけに遮熱塗料を使用するのではなく、屋根の遮熱や断熱、窓対策なども含めて検討することが大切です。
メーカーの施工仕様を守る
遮熱塗料の性能を十分に発揮させるためには、メーカーが定める塗布量、下塗り材、乾燥時間などを守る必要があります。
塗料の商品名だけで業者を選ぶのではなく、
「どのような下地処理をするのか」
「どの下塗り材を使用するのか」
「何回塗りなのか」
といった施工内容まで見積書で確認することをおすすめします。
まとめ|遮熱塗料は住宅との相性を確認して選ぼう
外壁塗装に使用する遮熱塗料には、太陽光の一部を反射し、外壁表面の温度上昇を抑える効果が期待できます。
住宅の条件によっては、室内への熱流入や冷房負荷の軽減につながる可能性もあります。
一方で、遮熱塗料を塗れば室温が必ず大きく下がるわけではありません。
遮熱塗料の効果は、
- 日当たり
- 方角
- 外壁材
- 屋根
- 窓
- 断熱性能
- 塗料の色
などによって変わります。
外壁塗装では、「遮熱塗料だから良い」と決めるのではなく、まず住宅の状態や暑さの原因を確認したうえで、必要な性能を選ぶことが重要です。
新潟市で外壁塗装をご検討中の方は、外壁だけでなく屋根や窓、住宅全体の状態を確認しながら塗料を選びましょう。
やねかべ家では、外壁の状態や日当たり、ご予算などを確認しながら、お住まいに合った塗装方法をご提案しています。
新潟市で屋根修理・外壁リフォームでお困りなら、やねかべ家へお気軽にご相談ください!

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