新潟で樹脂サイディングはおすすめ?メリット・デメリットと外壁リフォームの選び方
2026.09.16

こんにちは。
新潟市の屋根修理・外壁リフォーム専門店 やねかべ家です!
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
外壁リフォームについて調べていると、「樹脂サイディング」という外壁材を目にすることがあります。
「樹脂サイディングは新潟の雪や寒さに向いているの?」
「金属サイディングとは何が違うの?」
「塗装やメンテナンスは必要なの?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
樹脂サイディングは、主に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材で、水を吸収しにくく、樹脂本体がサビないという特徴があります。
雪や寒さ、沿岸部の塩害などへの配慮が必要な新潟でも、住宅の立地や条件によっては有力な選択肢の一つです。
一方で、樹脂サイディングならどの住宅にも適しているわけではありません。既存外壁や下地、屋根からの落雪、断熱性、予算、施工方法などを確認して選ぶことが大切です。
この記事では、新潟で樹脂サイディングを選ぶメリット・デメリットや、金属サイディングとの違い、外壁リフォームで失敗しないポイントを分かりやすく解説します。
樹脂サイディングとは?特徴と他の外壁材との違い
樹脂サイディングは、主に塩化ビニル樹脂を使った外壁材です。
窯業系サイディングや金属サイディングとは素材そのものが異なり、水分を吸収しにくいことや、樹脂本体がサビないことが大きな特徴です。
窯業系サイディングとの違い
窯業系サイディングは、セメント質原料などを使用した外壁材で、日本の住宅に広く使われています。
色や柄が豊富な一方、外壁の状態に応じて表面塗装や目地シーリングなどの点検・メンテナンスが必要です。
樹脂サイディングは材料自体が水を吸収しにくいため、凍結による劣化を抑えやすいという違いがあります。
金属サイディングとの違い
金属サイディングは、ガルバリウム鋼板などの金属を表面材に使用した外壁材です。
断熱材を組み合わせた製品も多く、軽量なため外壁カバー工法にもよく使用されています。
一方、樹脂サイディングは金属ではないため、樹脂本体に赤サビが発生しません。
新潟で樹脂サイディングが注目される理由
新潟で外壁材を選ぶときは、雨だけではなく雪や低温も考える必要があります。
気象庁の1991~2020年の平年値では、新潟市秋葉区にある新津観測所の1月の日最低気温は平均-1.3℃、1月の降雪の深さの合計は104cmです。
気象庁「新津(新潟県)平年値(年・月ごとの値)」
気象庁|新津の平年値
水を吸収しにくく凍害を抑えやすい
凍害とは、外壁材などに含まれた水分が凍結と融解を繰り返すことで、ひび割れや剥がれにつながる現象です。
樹脂サイディングは水を吸収しにくいため、材料内部の水分が凍結することで発生する劣化を抑えやすい特徴があります。
ゼオン化成では、同社の「ゼオンサイディング®」についてマイナス30℃を想定した試験を実施し、窯業系のテストピースに亀裂が生じた一方、ゼオンサイディング®には同様の亀裂が確認されなかったとしています。
ただし、これはゼオン化成の商品について行われた試験であり、すべての樹脂サイディングが同じ性能を持つという意味ではありません。
樹脂本体はサビない
新潟市には日本海に近い地域もあり、立地によっては潮風に含まれる塩分の影響も考える必要があります。
樹脂サイディング本体は金属ではないため、本体にサビが発生しません。
ただし、ビス、水切り、板金などには金属部材が使われることがあります。塩害対策は外壁材だけでなく、住宅全体で考えることが重要です。
新潟で考える樹脂サイディングのメリット・デメリット
樹脂サイディングには魅力がありますが、注意点もあります。
メリット① 凍害による劣化を抑えやすい
材料が水を吸収しにくいため、水分の凍結・融解による劣化を抑えやすいことは、寒さや雪を考慮したい新潟では大きなメリットです。
メリット② 樹脂本体がサビない
金属ではないため、本体に赤サビが発生しません。沿岸部などで外壁材を比較する際の選択肢になります。
メリット③ 軽量でカバー工法にも検討できる
樹脂サイディングには軽量な製品があり、既存外壁の上から新しい外壁を施工するカバー工法に採用できる場合があります。
ただし、既存外壁や下地が傷んでいる場合には、張り替えの方が適していることもあります。
メリット④ 塗り替えの負担を抑えやすい
樹脂サイディングには、表面の塗膜によって基材を保護する一般的な外壁材とは仕組みが異なる製品があります。
製品や状態によりますが、将来の塗り替えメンテナンスの負担を抑えられる可能性があります。
デメリット① 施工会社や商品が限られる場合がある
樹脂サイディングは、窯業系や金属系ほど一般的ではありません。
地域によっては取り扱う施工会社や選べる商品、デザインが限られることがあります。
デメリット② 熱伸縮を考えた施工が必要
塩化ビニル樹脂は温度変化によって伸縮します。
メーカーでは熱伸縮を考慮した固定方法などが定められているため、材料の性質や施工基準を理解した会社に依頼することが重要です。
デメリット③ 低温時の強い衝撃に注意
ゼオン化成では、ゼオンサイディング®について、低温時に衝撃の加わり方によっては割れる場合があると説明しています。
寒冷地では屋根からの落氷によって破損する可能性もあるため、新潟では屋根から雪や氷が落ちる位置まで考えて計画することが大切です。
樹脂サイディングと金属サイディングはどちらがおすすめ?
新潟の外壁リフォームでは、樹脂サイディングと金属サイディングのどちらも候補になります。
樹脂サイディングは、水を吸収しにくく、本体がサビないことが大きな特徴です。
一方、金属サイディングには断熱材を組み合わせた製品が多く、デザインや商品の選択肢も豊富です。
どちらが優れているかは住宅によって異なります。
海からの距離、積雪、屋根形状、既存外壁、断熱性、デザイン、予算、今後何年住み続ける予定なのかまで整理して選ぶことが大切です。
新潟で樹脂サイディングを選ぶときの注意点
外壁リフォームでは、商品を先に決めるのではなく、まず現在の住宅の状態を確認しましょう。
外壁と下地の状態を確認する
外壁にひび割れ、反り、剥がれ、サビ、腐食などがないか確認します。
国土交通省の「既存住宅インスペクション・ガイドライン」でも、既存住宅について外壁や基礎などに生じたひび割れや欠損などを確認する考え方が示されています。
なお、このガイドラインは主に中古住宅売買時のインスペクションを想定したものであり、外壁リフォーム専用の診断基準ではありません。
屋根・雨樋・雨仕舞まで確認する
外壁の傷みの原因が、外壁そのものとは限りません。
雨樋から雨水があふれていたり、屋根からの雪や氷が外壁に当たっていたりする場合もあります。
また、窓まわりや水切りなど、雨水が入りやすい部分も確認することが重要です。
やねかべ家では、外壁だけではなく、屋根・雨樋・板金部分まで含めて住まいの状態を確認しています。
まとめ|新潟で樹脂サイディングを選ぶなら住宅全体を確認しよう
樹脂サイディングは、水を吸収しにくく、樹脂本体がサビないという特徴を持つ外壁材です。
そのため、雪や寒さ、沿岸部の塩害などを考慮する必要がある新潟でも、住宅の条件によっては魅力的な選択肢になります。
一方で、低温時の強い衝撃や落雪・落氷、熱伸縮を考慮した施工など注意すべきポイントもあります。
「樹脂サイディングだから安心」と決めるのではなく、金属サイディングや張り替え、カバー工法なども比較しながら、住宅に合った工事方法を選ぶことが大切です。
外壁リフォームは、外壁をきれいにするだけの工事ではありません。
これから10年、20年と安心して住み続けるためにも、外壁、下地、屋根、雨樋、立地条件まで含めて住宅全体を確認しましょう。
新潟市で屋根修理・外壁リフォームをご検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
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